Voice働く人の声


後藤 鈴音さん

離れて分かった鹿児島の良さ。
地元でワークもライフも
充実する日々

鹿児島工業高等専門学校を卒業後、東京でシステムエンジニアとして働く。鹿児島に帰りたい思いはあるものの、なかなか踏ん切りがつかなかったそう。そんな中、母が体調を崩し茨城県出身のご主人とUターンを決意。自分のスキルを生かせるSCSKニアショアシステムズに入社し、ワークもライフも充実した日々を送る。

現在の職務内容は?

日々進化するクルマづくりを支えているのはIT。例えば、ボタンひとつで窓が開くパワーウィンドウや駐車支援システム、自動ブレーキシステムなど、より安全・快適・便利なクルマづくりに貢献しているのです。現在それら車載システムの開発、それに伴うツールの作成及び修正、ソフトウェアの品質管理・品質保証を担当しています。事故を未然に防ぐための配慮や快適な運転環境を提供することによって、ドライバーをサポートできる魅力的な仕事です。

今の仕事を選んだ理由は?

鹿児島工業高等専門学校を卒業後、東京でシステムエンジニアとして働いていました。鹿児島を離れてから良さを実感し帰りたいなと思いつつも、仕事はあるのか、生活スタイルの変化が不安でなかなか踏ん切りがつかず。ただ、夫には「いつか鹿児島で生活したい」と結婚前から伝えていました。そんな時に母が体調を崩し、Uターンを決意。自分のスキルを生かせる仕事、ワークライフバランスのとれた会社を中心に転職活動をしました。転職エージェントから紹介された中にSCSKニアショアシステムズがあり、システム開発の仕事ができること、「転勤なし・Uターン」としっかり明記していたのが好印象で入社を決めました。

仕事のやりがいは?

自分が携わったツールや開発がお客様から好評だとうれしいし、もっと良いものを提供できるよう頑張ろうって思えますね。車載システムは日々進化しています。例えば、自動運転などちょっと前までは想像できなかったことも今では当たり前に。そのため柔軟性、適応力、向上心が必要な仕事です。デザイン性や走行性能の向上はもちろんのこと、安全・快適・便利なサポート機能もクルマづくりの重要な部分。クルマのさまざまな機能を制御するためのシステム開発は、クルマづくりの未来を左右します。大きな責任とやりがいを感じています。

仕事をしていて大変だったことは?

前職もSE(システムエンジニア)でしたが、車載システムの開発は未経験。運転をする習慣もなかったし、自動車にも詳しくなかったので入社当初は不安だらけでした。しかし、研修やプロジェクト参加前に会社から資料やコンテンツ、書籍などの提供があり必要な知識は取り入れることができるので、安心して仕事に取り組めました。また社員同士で積極的に情報を共有しあう風土があり、分からないことは気軽に聞けるのもありがたかったですね。上司や先輩が丁寧に教えてくれるので初めての経験に対する不安は解消されました。

県外から来て気づいた鹿児島のギャップは?

仕事をするうえでギャップを感じることはないですね。当社は「好きな街で好きなことを大切に働こう」という考えが根づいています。取引先は首都圏の大手企業が中心なので、地方にいながら大規模案件に携われます。コミュニケーションツールで取引先・他営業所とも簡単にやりとりでき、不便を感じることはありません。そのため、生まれ育った地元で働きたい、親や家族のそばで暮らしたいという希望をかなえている社員が多いんです。もちろん生活を送るうえで不便を感じることもほぼないですね。中央駅周辺、天文館も再開発が進み活気づいているので、今後ますます暮らしやすくなると思います。

鹿児島のいいところを一言でいうと?

なんといっても「食べ物がおいしい」ところ。鳥刺しが特に好きですね。鹿児島だと鳥刺しはどこのスーパーでも売っているので特別感はなかったんですけど、県外ではなかなか食べられないんですよね。売ってても鹿児島で食べていたものとは違ったり。あとは鹿児島ラーメンもお気に入り。博多ラーメンなどは東京でも食べる機会がありますが、鹿児島ラーメンを食べられるところってあんまりなくて。小さな頃から慣れ親しんだ味なのでやっぱりおいしいですね。人気どころや隠れた名店もどんどん開拓したいです。

UIJターンを希望している人へメッセージを

UIJターンを考えていても、なかなか踏ん切りがつかない人も多いでしょう。私もそのひとりでした。でもUターン後は自分のしたい仕事もできているし、生活水準も変わらないうえに満足度がアップしています。例えば、産地直送の野菜は安全・低価格だし、通勤ラッシュは無関係。もっと早くUターンすれば良かったなと思っているほど、夫婦で新しい生活を満喫しています。仕事においても日々の暮らしにおいても、東京だから鹿児島だからというのはほとんど感じません。時には「思い切って飛び込んでみる」のもいいかもしれません。UIJターン支援金はその気持ちを後押ししてくれました。

ある1日のスケジュール

07:30

起床、出勤準備

09:30

出社、メールチェック

10:00

顧客ミーティング

10:30

顧客要望・ツール仕様の確認

12:30

昼休憩・昼食

13:30

社内レビュー

14:30

チームミーティング

15:00

顧客レビュー

16:00

納品作業

17:00

事務処理

18:30

退社

19:00

家事、自由時間